お客様に似合う髪型にする、自分にしかできない仕事

お客様に似合う髪型にする、自分にしかできない仕事

島田 愛さん (29歳) 美容師

千葉県の公立高校卒業後、美容専門学校へ進学。現在は千葉県内の美容室に勤務。


憧れと興味から決めた美容専門学校への進学

私が美容師に興味を持つようになったきっかけは、小学生の時から通っていた近所の美容室の美容師さんがいつも楽しそうに仕事をしていたことです。今考えてみると、毎日、大人から子供まで、職業も生き方も違う人とお話ができること、その人に似合う髪型にしてあげるという、自分にしかできない仕事をしたいという気持ちの原点かもしれません。

中学生になって、自然とヘアアレンジやメイクに興味を持つようになって、今考えると不思議な髪型をして学校に行ったこともありましたね。(笑)

高校3年生の時に高校卒業後の進路を考え始めました。進学先は、幅広い知識を身につけられる短大か、卒業後の道がある程度限られる専門学校かで悩みましたが、小学生からの憧れや自分の興味を第一に考え、美容専門学校に進学することを決めました。もう一度、進路選択をすることになっても同じ選択をすると思います。

アシスタント時代の苦労があったからこそ感じる、スタイリストとしての働きがい

専門学校を卒業してから9年間、個人経営の美容室で働いています。私のお店では、お客様のヘアカットができるスタイリストとスタイリストの補佐をするアシスタントという役割に分かれています。

最初の4年間はアシスタントとして、掃除や洗濯のような、お客様とは直接関わらない仕事からのスタートでした。その後、シャンプー、ヘアカラー、カットなど、それぞれのメニューに対してテストに合格すると、お客様に対して施術することができるようになります。週に2回の練習会で家族や友達に何度も練習台になってもらいました。

アシスタント時代は、なかなかスタイリストデビューができず、モチベーションが下がったこともありました。実は店長に辞めたいと相談したいこともあったんです。後輩がたくさん入ってきて、店長は私にリーダーシップを発揮してほしいと期待していたのですが、私はリーダーシップを取るのが得意ではなく、そこのギャップに悩みました。店長に自分が悩んでいたこと、辞めたいと思っていることを相談した後は、働きやすい環境を作ってくれたので、続けることができました。

その後、働き始めて5年目にスタイリストとしてデビューしました。スタイリストとして、自分がお客様に似合うと思ったように仕上げることができること、そしてそのお客様が綺麗になって喜んで帰る姿を見ることが好きです。アシスタント時代が長かったおかげでお客様に名前を覚えていただき、私がスタイリストになった際に指名してくれた方がいらっしゃいました。その時、悩んだアシスタント時代も無駄ではなかったと感じましたね。

その一方で大変なこともあります。アシスタント時代はスタイリストに言われたことをやればよかったですが、今度は自分がアシスタントに指示をする立場になりました。うまく指示が伝わるように、初歩的なことも丁寧に説明するようにしたり、楽しく仕事ができるような雰囲気作りをするようにしています。

今後の目標は、自分を指名してくれるお客様を増やすことと後輩がスタイリストデビューできるように指導をすることです。また、長期的な目標は、美容師という職業にこだわらず、自分の技術を活かせる仕事をしていきたいと思っています。

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