好きを仕事に。映像を通じて人を笑顔にする。

好きを仕事に。映像を通じて人を笑顔にする。

伊香 佑志さん (24歳) 映像会社

私立成蹊高校、早稲田大学文化構想学部卒業。学生時代は映画の魅力に引き込まれ映画館に通う日々。自分の好きを仕事に変えるため、現在は映画業界で映像の企画・営業などを行っている。


転校続きの中で出会った、映画好きの親友。

小学生時代は親が転勤族ということもあり、学校を転々としていました。仲良くなった友達もすぐに転校して会えなくなるので、小さい頃は一人でアニメや映画を見て過ごすことが多かったですね。転校が多いことが影響なのか、自分の興味も転々としてしまい、かなり飽きっぽい性格でもありました。

中学生になってハンドボール部に入部したんですが、同じ練習の繰り返しに飽きてしまって結局一年で辞めてしまいました。そんなとき、一緒に部活を辞めた友達も偶然映画好きで意気投合。毎日のように一緒に映画を見る仲にまでなりました。語り合う仲間ができたことで、映画の世界に今まで以上に没頭していきましたね。

その時の友達は今でも親友で、大人になってからも週に一度は一緒に映画を観に行ってます。本当にいい友達に出会えたとつくづく思います。

やりたいことをやる!16歳で決めた自分の信念。

高校生の時はラグビー部に入部したんですけど、これもまた1年で辞めてしまって…(笑)。今思えばそれが転機となったんですが、辞めるときに「自分がやりたいことをとことんやる!」という自分のルールを決めたんですよ。なので、部活をやめてからは自分の好きな映画をとことん見たり、勉強も自分の得意な科目は誰にも負けないようにしたり、やりたいと思えることを全力で取り組みました。学校のイベントもみんなでとにかく楽しみたいと思ったので、クラス全員を巻き込んで自分が中心になって全力で取り組みました。

本当にやりたいことをやるために。人生で一番勉強した浪人生活。

受験は現役のときは落ちてしまい、浪人する事になりました。志望校に落ちた時、「受験が本当に自分のやりたいことなのか」「自分は何を勉強したいのか」を真剣に考えるようになりました。そこでたどり着いたのが、自分が小さい頃から好きだった映画でした。映画をもっと深く知りたいと思い、学問として映画を学べる大学に行くと決意しました。

とはいえ、浪人生活は勉強だけでなく、アルバイトをしたり、友達と遊びに行ったりもしていて、メリハリをつけて勉強を続けていました。そんな中、夏になって「自分がやりたいと思って浪人したんだから、勉強も死ぬ気でとことんやってやろう!」と思い、夏にはおばあちゃんの家で勉強合宿を行い、毎日15時間勉強をする生活を続けました。そのかいもあって、夏の終わりの模試では今までの勉強の成果がはっきりと表れて、無事に第一志望の大学に合格することができました。

自分がやりたいことを仕事に。映像で人を楽しませたい。

大学では自分がしたかった映像の研究を思う存分することができました。今まで娯楽として見ていた映画を、学問としていろいろな角度から見ることができるようになり、さらに映画の奥深さに気づく事ができましたね。

サークルはバンドサークルに入り、バンド活動をしていました。そこで、自分の演奏で人を楽しませることの素晴らしさを学ぶことができました。

学校で勉強していたことと、サークルのバンド活動で得た「人を楽しませたい」という思いが結びつき、映像を使って人を楽しませる職業につきたいと思い、映像関係の会社に就職することを決めました。

作品を「作る」仕事の楽しさ。

今やっている仕事は、アニメーションのストーリーや設定を考えたり、実際の撮影現場に行って撮影のお手伝いをしたり、プロモーションを考えたりと、かなり多岐に渡ります。その中でも、物語のストーリーを自分で作っているときが、一番ものづくりに関われているなと感じることができてわくわくしますね。

多岐に渡って仕事ができるのは楽しいんですけど、そのぶん勉強しないといけないことが多すぎて大変でもあります。ただ、小さい頃から好きだった映画やアニメを「見る側」でなく、「作る側」として楽しむことができるので、とても充実した仕事だと思っています。

映画のように、人に何かを伝えれる存在になる。

映画やアニメといったエンタメは、人を楽しませてくれるだけじゃないと思うんです。自分が知らない海外の生活だったり、男の生きざまだったり、恋愛だったり…。僕自身もかっこいい生き方を映画からたくさん教えてもらいました。

でも、多くの人がそんな作品の面白さに気づいていなくて、世間的に有名な作品しか見ることがないと思うんです。なので、みんなが知らない映画やアニメの面白さを、仕事を通して伝えることができたらなと思います。そして、将来的には自分が考えたオリジナルの作品で、人に何かを伝えて、楽しませることができたらと思います。

人気のインタビュー