とにかくやってみることが大切。やってみて初めて見えてくることがある。

とにかくやってみることが大切。やってみて初めて見えてくることがある。

菅原 千鶴さん (26歳) 人材会社

山形北高校卒業後、横浜国立大学教育人間科学部卒業。新卒で人材会社へ入社。


サークルで友人と喧嘩別れ。その時に言われたヒトコトが今の自分に。

私は大学生のときのサークルで苦い経験をしました。当時参加していた民謡研究会合唱団というサークルで、仲良くしていた友人と喧嘩をしてしまい、結局喧嘩別れのような形でその友人がサークルを辞めてしまうことがありました。

友人が辞める際「もうちょっと人にやさしくなった方がいいと思う」と私に言いました。そのときすぐにはその言葉の意味を理解できませんでしたが、その後サークルの人間関係や仕事が上手くいかないことが続いた時に、この「人にやさしくなって」という言葉を思い出しました。

それからは、メンバー全員にちゃんと向き合って接しよう、1人1人の良いところを信じようと思い、相手が何を考えているのか、相手にとって得意なことは何かを探すようになりました。このことがきっかけで人に対する接し方が変わり、今の自分があると思います。

「人にやさしくなって」、そのヒトコトが私を変えた。

人材業界を選んだきっかけになったのは、やはりサークル時代の経験からです。

私が大学3年生の時、偶然サークル内の人から相談される機会があり、その後もその人に対して相談に乗ることが度々ありました。そうしているうちに相談に乗っていた相手に、「いつも相談に乗ってくれてありがとう、本当に居てくれて良かった」と言われて、私の人間性を信用してくれたこと、感謝されるということの嬉しさを感じました。

この経験から、自分が就職活動をする時に「誰かの精神的な支えになって、その人が輝けるような仕事が出来たら」と考えるようになり、人と関わって、相談に乗る仕事をする人材業界を選びました。

お客様に合った仕事を共に探し、仕事が”楽しい”と思ってもらえるように。

私は、今、大学生に対してキャリアカウンセリングを行う”キャリアコンサルタント”という仕事に就いています。具体的には、就職活動をしている大学4年生に、過去の経験、現在やりたいことや考えていること、将来どうなっていきたいか、などを聞いて、自分の希望と会う会社を紹介する仕事です。

私個人としての仕事内容は、就職活動の面接に苦手意識を持つ大学生のために面接練習を行ったり、希望の会社を受ける上で不安を抱えている大学生に対して相談に乗るなどです。仕事をする上で、1人1人が生き生きと働くサポートが出来るように心掛けています。

人生の選択の力になれる。やりがいのある仕事。

大学生が就職先を決めるというのは人生の中でも大きな選択の1つなので、その力になれることには本当にやりがいを感じています。キャリアコンサルタントとしての仕事では、1度に約60名の大学生の担当に就きます。そのため、各々の大学生と均等にコミュニケーションをとることや1人1人の気持ちを考えることは容易なことではありません。

しかし、共に相談者の方の良いところを探していったり、相談者の方が過去の自分に打ち勝ったりして就職が決まった際には、とても達成感を感じます。特に「一生忘れません」と言われた時は、この仕事をやって良かったなと思う瞬間です。

将来の選択をともに考える仕事。プレッシャーに感じる反面やりがいもある。

キャリアコンサルタントとしての仕事には正解がありません。働いたことのない大学生を相手にする仕事だからこそ、コンサルタントとしての自分の提案で将来が変わってしまいます。その点ではプレッシャーを感じることはありますが、しっかり導けるようにこれからもカウンセリング力・業界知識などを幅広く身に着け、言葉に説得力を持たせるために魅力的な社会人になる必要があると思っています。

大変な反面、結果的に自分を信頼して貰えたときや自分と出会えて人生が良い方に変わりそうだと言って貰えたときはとてもやりがいを感じます。

もっと人生に対して向き合ってほしい。自分として発信力を持った人に。

これからは仕事の選び方を発信する人になりたいと思っています。というのも、子どもの頃を振り返ると、元々自分は相談に乗るといった受け身の姿勢をとるよりは自分から意見を出すような発信するタイプでした。しかし、今はまだ相手の話を聴いて少しアドバイスをして…というように自分から発信していくところまで出来ていません。

今後は、仕事では出来ないかもしれませんが個人的に、自分の見つめ方や人生への向き合い方を伝えていけたらと考えています。

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