教育の現場に携わりたい。それを可能にする私だけの生き方。

教育の現場に携わりたい。それを可能にする私だけの生き方。

工藤 紘子さん 測量業・建設コンサルタント業

秋田県立能代高校を卒業後、筑波大学院生命環境科学研究科地球科学を専攻。その後、測量業・建設コンサルタント業に従事。また、キャリア教育活動を行うNPO法人アスデッサンで中高生向けに講演会を行っている。


学校が大好きだった私 将来の夢は教師

 私は小学校の頃から学校というものが大好きでした。学校にいけばたくさんの友達に会うことができますし、学校には学ぶ道具から遊ぶ道具まで揃っていたからです。さらにいうと、私は新しいものを学ぶことで、それが自分のものになっていく感覚が好きでした。

学校が大好きだった私は、だんだんと教師という職に憧れていくようになりました。10歳の頃には将来の夢は教師であると口にしていました。私が10歳の頃から夢を口にしていたのは、「私の夢は教員になることです」と言ってしまえば親や周りの大人たちがとやかく言わないということを知っていたからです。

教育実習生としての私 学校の外から教師のサポートを

 漠然と抱いていた教師になりたいという夢は大学を卒業するまで変わりませんでした。事実私は大学院まで進学し教員免許を取得しました。学部生の時に母校に教育実習に行ったことは私のその後のキャリアを決定づける経験になりました。

教育実習で母校に行くのはとても不思議な体験でした。というのは、学校にいる私は母校の生徒でもなく教師でもなかったからです。生徒でもなく教師でもない私が客観的に教育の現場を観察しているうちに、教師を生業にするのではなく、学校の外から先生をサポートしてみたいと考えるようになりました。教育の現場に触れる機会は他で探すことにし、民間企業に入る道を選んだのです。

会社での私 NPO法人での私

 私は地図を見るのが好きだったという理由から測量会社に入社することにしました。私の勤めている測量会社では主に市町村を顧客にしていて、役所の方々だけではまかないきれない土地にかかる税金の管理をするためのデータなどを作成しています。

また、税務に関するコンサルティングも行っています。民間企業に入社し、働き始めても教育に携わりたいという思いは変わりませんでした。そこで現在、中高生のキャリア形成を支援するNPO法人アスデッサンという団体に所属し、学校外から教育に携わっています。私の長年の夢だった学校という現場に関わること、貢献することができ日々充実しています。

お客さんからの信頼に感激 教育の現場に貢献を

 測量会社で働いていると、成果物として地図がでてきます。地図が大好きな私にとって地図を作る仕事に携わることができることを幸せに感じています。会社で作った地図が製本の段階になり、表紙の色を先方に問い合わせたところ「工藤さんの好きな色でいいよ」と言っていただいた時にお客さんに信頼されているのだと感激したことがあります。

また、NPOの活動で学校の現場に実際に足を運び、講演会などを通じて教育に貢献できていると感じることができる時は幸せに感じます。

良き上司になるために 教育現場により貢献したい

 私は今コミュニケーションの取り方について興味があります。職場でよく見聞きすることですが、同じことを言っているようでも言い方や叱り方が違うだけで全く異なった形で伝わります。どのようなコミュニケーションの取り方をすれば相手をよりやる気にさせられるかを学ぶコーチングという学問があります。

今後は会社では部下もつくことでしょうからコーチングを学びたいと思っています。また、世の中には様々な生き方をしている大人がいることを中高生に知ってもらうべくNPO法人での活動も精力的に取り組んでいきたいと思っています。

 

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