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現在の仕事をするきっかけとなったのは、大学時代に経験したアルバイトでした。

中村 茂則さん (31歳) 化学メーカー

国立筑波大附属駒場高校卒業後、東京大学経済学部経済学科卒業。化学メーカーへ入社。営業・管理を担当。


勉強に明け暮れた孤独な日々。このままじゃだめだ!

大学時代は、生物学の研究者になりたいと思い、サークルにも入らずに猛勉強をしていました。

ずっと一人でこもっていたので、だんだん周りと接点が無くなっていき、精神的にも辛かったことを覚えています。高校からの友達は何人かいましたが、あまり関わらず、一年間以上は孤独な状態でした。

二年生になった時、このままでは良くないと思い、アルバイトを始めました。一番面白かったアルバイトが神社で熊手を売る仕事です。高価な物なので、最初は売れませんでしたが、コツを掴んでいくうちに売れるようになり、だんだん面白いと思うようになりました。このアルバイトで、物を売ることは楽しいと気づき、物を売る仕事がしたいと思うようになりました。

理系から文系への文転きっかけはある教授の本

二年生の時に、ある教授の技術経営に関する本を読んだことがきっかけで、経済学の分野の勉強を始めました。その本は、「技術があっても儲かるとは限らないので技術開発と利益を結びつけるにはどうすればいいか」といった内容で、そこから経済学について興味を持ったので理系から文系へと文転。

また、技術経営のゼミにも入りました。ゼミでは「技術開発の競争力とは何か」、利益を見出すための戦略の立て方などを学び、現場の工場見学に行ったり、マーケティングの勉強もしていました。

就職活動の時期になり、会社に戦略などのアドバイスをする、コンサルタントの仕事もしたいと思いましたが、やはり自分で営業をしたり、戦略を考えて自分で実行したいと思ったので、最終的にはメーカーの仕事に就きました。

様々なことが経験できる職場この会社に入って良かった!

一つのことをやらされる会社が一般的だと思いますが、営業から予算の作成・原料を買ってくるなど、様々な仕事を経験させてもらえてこの会社に入れて良かったと思いました。

はじめは工場で生産の計画をしたり、千トン単位の商品を海外に輸出をする仕事をしました。その後、東京に来て営業、事業管理の仕事に就きました。

どうすれば効率的にモノを作れるか、どうすればライバルに勝てるかなど、大学時代にメーカーについて勉強していた事が役立っています。
また、NPO法人のアスデッサンに所属しています。知り合いがやっていて楽しそうだと思い、また、中高生にキャリア教育機会を提供するというアスデッサンのテーマに共感したからです。

自分の考えが反映された時成長できた!と実感します

仕事している時に自分が成長出来た時です。例えば、私は少人数の組織に所属しているのですが、営業やマーケティングなどで自分の考えを基に提案して、それが実際に実行された時は充実しているなと思います。

お客様にとっても、自分の会社にとっても、嬉しい提案が出来ていい関係が築けた時は、それまでのプレッシャーの分、充実感もありますね。

年齢や考え方の違う人たち円滑に仕事をするためには

会社に入って辛かったことは、最初の工場勤務で工場のベテランの方たちと一緒に仕事をするときに考えや配慮が足りずに自分の指示を上手く聞いてもらえなかったことです。

年齢や考え方の違う人達と円滑に仕事をするために、積極的に話しかけたり、相談したりしました。そうすることで、だんだんと自分の話を聞いてくれるようになっていきました。

さらに色々なことに挑戦し、周りに信頼される人でありたい

色々な製品に携わって経験を積んでいきたいです。

将来的には、企画や、企業が一つになったり、ある会社が他の会社を買ったりするM&A(Mergers and Acquisitions)等の仕事にも関わっていきたいです。

公私ともに、人から頼りにされて周りに良い影響を与えられる人になりたいですね。

 

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