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アクションを起こせばすべてが変わる。揺るぎない信念を持った私の生き方。

真田 諒さん (31歳) 総合商社

都立城東高校卒業後、明治大学商学部卒業。現在は総合商社に勤務。


バックパッカーとして過ごした大学生活、刺激を求める毎日。

大学入学後の夏休み、オーストラリアに単身で乗り込みバックパックをしました。バックパックをしたのはその時が初めてで、バックパックを通じて人生においての教訓を得ました。

それは、自分が起こした行動がすべてを変えていき、その行動によって次々と機会が巡ってくるというものです。

バックパッカーとしての異国での生活は筆舌に尽くしがたいほど非日常的で、刺激溢れる日々でした。日本で繰り返される日々に刺激はなく、それを変えなければならないという危機感もありませんでしたが、バックパッカーを経験してから、この「非日常性」こそ、自分が日々に求めてきたものなのだと気付きました。

それからというもの、バックパッカーの魅力にとりつかれ大学時代で合計25ヵ国に足を運びました。バックパッカーとしての私は常に海外に非日常性を求めていましたし、日本はつまらない、海外は楽しいとさえ考えるようになっていました。

日常vs非日常ではない、日常に非日常を。

大学3年生の時に、海外に非日常を求めるのではなく、日常の中に非日常を作り出さなければいけないのではないかと漠然と考えるようになりました。そんなことを考えている時に学生団体と出会い、日常の中に非日常を作り出せる場はここなのではないかと強く感じました。

日本にいても海外にいてもアクションを起こすことはでき、アクションを起こせば世の中が動きます。物事が変わると分かってからは、行動力もモチベーションも変わってくるものです。日常と思しき中に化学反応が起き非日常性が生まれることに快感を覚え、大学生活後半は学生団体の活動に勤しんでいました。

仕事を選んだきっかけは学生団体での失敗でした。団体としての理念は素晴らしかったのですが、それを実現させるノウハウを知らなかったのです。

そこで経営管理がしっかりしている会社で、一から経営を学びたいと思いました。また、バックパックを通じて世界中の人と知り合えた経験からグローバルに仕事したいという思いもありました。これら二つの理由と金融業界に興味があったという理由から総合商社を志望しました。

日本の金融業界にテコ入れを、切れないモチベーション。

今、国民の金融資産の大部分が現預金と国債となっています。このまま預金を投資に使うことなくタンス預金にしていては国民の借金は膨れ上がる一方です。

この問題を解消するために、現在、金融の舞台で不動産のファンドビジネスに従事しています。お金が余っている人には投資してもらい、お金を借りたい人には貸すことでお金の巡りを良くしようとしています。

私の最終目標は、国民の膨れ上がる借金を投資で帳消しにすることですが、時としてこの考えを夢見がちの誇大妄想だという人もいます。しかし、大きな夢を描くことは自分の切れないモチベーションになっているのです。

辛いことは何もない、目的を持って努力を続ける。

毎日の仕事や、大学院留学に向けた勉強、そしてNPO団体での活動でいっぱいいっぱいになって疲れてしまうことはあります。しかし、「体」が疲れることがあっても、「心」が疲れることは絶対にありません。

自論ですが、自分の目的が本質的であれば、どんなに体が疲れていても頑張り続けることはできます。逆に、一度目的が打算的になってしまうと努力は続かなくなってしまうでしょう。

私の掲げる夢は、投資と経営管理で世の中をよくしたい、というものです。この夢がある限り私は頑張り続けることができます。なので、日々つらいと感じることはありません。何事も前向きに考えるのが吉です。

グローバルな見解を、社会にアクションを起こす。

海外の大学院に留学し、経営学修士の学位を取りたいと思っています。海外の大学院で経営学のイロハを学びたいのです。

二年間留学に行ったからといって、すべての知識を身につけることはできません。しかし、知識の「使い方」を知っておくに越したことはなく、その知識でもって、他の人を指南することも可能でしょう。

また、海外の大学院に留学して学生たちと切磋琢磨し、グローバルなセンスを高めたいと思っています。去年アメリカの大学院に足を運び実際に講義に参加させてもらいました。講義内の学生の活発な発言がとても印象的でした。自分が海外で蓄えてきた知識を日本の金融業界に還元することができれば幸いです。

 

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