動物タイプ診断について
ロルモの動物タイプ診断は、分析心理学の父であるカール・グスタフ・ユングの心理学的類型論をベースにしています。
インタビューサイトに心理学をベースとした診断を設けた背景には、当サイトを訪れる中高生に対して、より近いタイプの大人像を見せたいという思いがあります。 ロルモには様々な大人のインタビュー記事が掲載されていますが、記事に優劣があるわけでもありませんし、どの記事がどの中高生の心に留まるかはわかりません。
我々は、自分と同じタイプの動物に分類された大人の記事を読むことで、より親近感を持って、将来の自分を想像することができると考えます。
ユングの心理学的類型論について
分析心理学者のカール・グスタフ・ユングは、彼自身が生み出した概念で人間を分類しました。 ユングによると、私たちは判断機能(思考/感情)と知覚機能(感覚/直感)のうち、どれか一つの機能に頼っているといいます。 また、これらの機能を自分の内側に向けて作用させるのか、外側に向けて作用させるのかで、内向的/外交的に分類しています。 ユングは、4つの機能とその方向(2つ)から人間を8つのタイプに分け、それぞれ特徴を述べました。
本診断ではこの理論をベースとし、中高生の皆さんでもわかりやすい身近な言葉に置き換え、理解し易いよう工夫しています。
診断結果について
本診断では、下記8種類のタイプに分類します。
ライオンタイプ
「外交的思考タイプ」に該当。既にある、一般的な外的基準に従う。すべき姿勢というものを持ち、必要・不必要に分けるのが得意。考えを共有したり、皆に説明するのが得意。逆に、「自分だけ分かる」といった、個性的なものにはあまり興味がない。
イヌタイプ
「外交的感情タイプ」に該当 。感情を表明したり、共有したりするのが得意(基本的に)どこででも自然な態度でいられる。感情に素直ギクシャクしたところがない。
ワシタイプ
「外交的直観タイプ」に該当。外的事象の背後にある可能性を読みとる能力に長ける。また、それを実社会で使おうとする。新しい物好きで、使い古されたものには興味がない。可能性が開花するその瞬間に興味があり、開花した後には興味がなかったりする。明日や未来、その先に関心がある。
サルタイプ
「外交的感覚タイプ」に該当。目の前のものをそのまま受け取るのが得意。今現在を楽しむことができる。感じ方自体は一般的で、それを共有して楽しむ。ただし、感度は高く、詳細に感じ、覚えていたりする。
フクロウタイプ
「内向的思考タイプ」に該当。自分の考えや見解を大事にする。ただし、考えや感じ方を共有することが犠牲になりがち。説明ベタで、不理解に悩む傾向。同時に、内的な充足で満足しがちで、人付き合いを避けがち。
ネコタイプ
「内向的感情タイプ」に該当。自分特有の「わたしは」という。感情を持つ。故に、周囲と感情を共有するのが苦手。感情を積極的に表明しない。外見上は控え目。
イルカタイプ
「内向的直観タイプ」に該当。無意識内にある可能性を受け取る。そのイメージを知覚できる。実在の背後や無意識に注目するので、他者には理解され難い。また、主観性が強いので、他者には分かりづらい。可能性を実際に使おうとするタイプではない。
クジャクタイプ
「内向的感覚タイプ」に該当。独特な受け取り方をする。それそのものよりは、それ より生じる印象を大事にする。独特の感覚を持つので、共有に難点を持つ。